どうもでございます。
ばすてい(@morosaredo)です。
普段、家で音楽を聴くとき、つい大声で歌ってしまうのですが、「だったらカラオケ行くべきじゃね?」と思い、先日ついに一人カラオケに行ってきました。
今回は、人生で初めて一人カラオケに行ってみてわかったことを書いていきます。
実際の手順や注意点、また、どこのお店が安く楽しめるのかなど、詳しく解説していきます!
一人カラオケ初心者のスペック
まず、私のカラオケ歴を簡単にご紹介しておきます。
- 1回目。幼稚園児の頃、友達の家族と(一曲も歌わず)。
- 2回目。中学生の頃、友達と(一曲も歌わず)。
- 3回目。中学生の頃、友達と(友達が歌う「ハレ晴レユカイ」に小さな声で合いの手を入れた)。
- 4回目。一昨日、友達と(歌わず)。
人生で4回しか行ったことがありません。
そしてそのほとんどで私は歌っておらず、ついて行くだけといった感じでした。
“友達の歌声を聴きながらジュースを飲みに行っていた”と言っても過言ではありません。
そもそも私は人前で歌うのがあまり好きではなく、本来ならカラオケに誘われても行かないのですが、ありがたいことに友人たちは「歌わなくてもいいから来てほしい」と言ってくれていたので何度かついていきました。
歌わないと言いつつ歌うアレかと思わせておいて結局歌わず、ジュースを飲みながら、歌っている友人を凝視する……。
嫌ですよね、そんなヤツ。
なんとかしたいと思い、一昨日友人たちとカラオケに行ってみました。
絶対歌うぞ!と強く決意して、曲の予約までしてマイクも握ったのですが、変な汗が出てぶっ倒れそうになったので中止。
改めてこのままではいけないと思い、ついに本日、一人カラオケに行ってみました。
まずカラオケに慣れるということ、そして歌を上達させるということを念頭に置いて、かつカラオケのシステムを理解することを目的とします。
「時間制で料金を払うの? それとも、歌った曲数に応じて料金を払うの?」とかそんなレベルですからね。
安く楽しめるカラオケ店はどこ?
もしかしたら、たとえ一人でカラオケに行っても緊張して全然歌えないなんてこともあるかと危惧して、損失が少なく済むよう安いカラオケ店を血眼になって探しました。
その結果、全国展開しているカラオケチェーン店“まねきねこ”がかなり安いことがわかりました。
他と比較をしてみましたが、ローカル的なお店を除いて、まねきねこの右に出るお店はないのではないかと思います。
というのも、まねきねこでは、午前8時から11時までの30分の料金が10円になるキャンペーンを展開しているのです。
10円て。安すぎる。
基本的にどこのお店も最低数百円はするのに、まねきねこのホームページを見たときは驚きました。
桁1つ間違えてない!?と思いましたが、どうやらそういったキャンペーンなのだそう。
「歌って健康 朝うた」キャンペーンと題して、平日休日問わず午前の利用は30分10円の格安料金でカラオケを楽しむことができます。
ただし条件もあって、ワンオーダー制となるので、最低340円の注文をしなければなりません。
また、一部店舗では実施していないこともあるそうなので、来店する際は事前にホームページでの確認をすることをおすすめします。
初めてのヒトカラ! 用意するものは?
「では早速行ってみよう」と思った僕ですが、ドのつく程の初心者の私には、何が必要なのか皆目見当もつきませんでした。
とりあえずGoogleで「まねきねこ」と検索してみた結果、どうやら会員登録が必須なようでした。
危ね~と思いながら、アプリをダウンロードして会員登録をしました。
氏名、生年月日、電話番号等を設定して、これでOK!かと思いきや、さらに身分証の登録が必要とのこと。
まねきねこの店舗に行き、フロントで処理をしないといけないようです。
身分証として使用できるのは、運転免許証、健康保険証、学生証もしくは生徒手帳(写真入り限定)、障がい者手帳、パスポート、外国人登録証、住基カードの7種類。
そのいずれかと、登録の途中段階にあるまねきねこアプリがインストールしてあるスマホ、そして財布を持てば準備万端です。
いざ、まねきねこ。
実際の手順を詳しく解説
朝7時の、「朝うた」キャンペーンが開始した瞬間に店に行くという小ボケをやろうとしたのですが、普通に寝坊したため着いたのは8時。
いよいよ入店します。初めて一人で入るカラオケ店。謎の緊張感が辺りの空気を重たくします。
フロントに人はおらず、「おっと?」と思ったらすぐに奥から女性の店員さんが出てきました。
はーい
あ、すみません、まず会員登録からしたいんですけど・・・
まずは登録からです。
まねきねこは完全会員制なので、はじめに会員登録をしないと利用することはできません。
ひとまず、身分証とスマホをフロントに置きました。
あー、会員登録ですね。ちょっと待ってください。
何らかの機械を操作する店員さん。店内をキョロキョロ見回す僕。
そのとき、自動ドアが開いておばあさんがやってきました。
しばらく何かしら操作をしたのち、「時間がかかりそうなので先に後ろのお客さんの受付を行っていいですか」と尋ねられ、どうぞと快く承諾。特に急いでもないですしね。
すみません、ついでに注文届けてきていいですか?
おっと連続放置。いや、全然いいんですけどね。
特に急いでもないですしね(2回目)。
店員さんがルームに注文を届けている間、フロントに置かれた電話の子機は鳴りっぱなしでした。
「忙しいんだろうなぁ、カラオケのバイト」とか考えながら店員さんを待ちます。
その後、戻ってきた店員さんがまた何やら機械をポチポチ。そしてどこかに電話を掛けました。
何やら話を聞いていると、機械の不調で会員登録が行えないとのこと。
電話でどなたかと会話をしながら機械をポチポチ。
私は学生証に貼られた自分の写真を眺めます。私本体の放置より、身分証の放置の方が100倍キツイですね。
何やら解決したようで、スマホに表示されたまねきねこアプリの番号を確認し、身分証を確認して、機械にポチポチと入力。
これで無事会員登録完了。
会員登録ができました。アプリが会員証となりますので、来店時にアプリを開いてバーコードをお見せください。
はい
それでは今から何時間ほどご利用ですか?
3時間でお願いします
現在の時刻は8時21分。11時21分までの3時間、カラオケをみっちり楽しむことにします。
注意点として、30分10円が適応されるのは午前11時までに入店した場合限定です。
そして、正午ぴったりまでの時間に限定されます。
つまり、11時に入店したら、30分10円なのは11時~11時半と、11時半から12時までの計1時間ぶんだけ。
それ以降は通常料金となるので注意が必要です。
何としても格安で済ませたかった僕は、3時間歌うことにしました。
かしこまりました
そう言って、棚からメニュー表を取り出す店員さん。
朝うたはワンオーダー制となっているので、この中から340円以上の商品をご注文いただく形になります。
フライドポテト等のサイドメニューから、カレーやお好み焼きといったガッツリ系の食事まで、食べ物の種類は非常に豊か。
ソフトドリンクも、コーラ、メロンソーダ、オレンジジュース、レモンスカッシュ等、かなり豊富な品揃え。
しかし、実はまねきねこは飲食物の持ち込みが可能であり、好きな物を飲み食いしながらカラオケを楽しめてしまうんです。
本来は道中にコンビニで朝食を買って、それを持ち込んで食べる予定だったのですが、どういうわけか完全に忘れていたということをこの瞬間に思い出しました。
どうしよう、食べ物を頼むか否か……。
悩んだ末、とりあえずドリンクバー(528円)を選択。
安く済ませようと思えばもっと安いものを頼めたのですが、飲み物なしで3時間ぶっ通しで歌うのはキツイと判断して、ジュース飲み放題のドリンクバーを選びました。
それではこの入室伝票と消毒用ウエットティッシュ、マイクにつけるカバーをどうぞ。お部屋は○号室となります。
フロントの近くにあった店内のマップを見て、○番の部屋の位置を確認。
廊下を歩いて部屋に向かいます。○番の部屋の前に行き、扉を開け電気を付けます。
なんかものすごい興奮するな
この部屋でならどんなに大きい声を出しても良いと考えると、謎に興奮しました。
そんなことはさておき、ここからはタイムアタックです。
3時間という限られた時間をいかに有効に使うか。
すぐさま部屋を出てドリンクバーに向かい、紙コップを取ってカルピスソーダを注ぎます。
そしてまた高速で部屋に戻り、デンモクを操作して曲を予約。
さて、何を歌ったものか。
持ってきたiPodを見ながら、歌う曲を決めます。
そして一曲目に選んだのが、森山直太朗の「生きとし生ける物へ」。
そして熱唱。
楽しいぃ~~~~~~~~
誰の目も気にすることなく、大声で大好きな曲を自由気ままに歌える。
これってどこの天国?
一曲歌い終わり、さて何点なんだろうと思ったが採点画面は現れず。
「あれ? カラオケって採点機能があるんじゃないの?」と思い、デンモクを操作してみたら、
歌う前に採点機能をオンにしないといけなかったらしいことが判明。
採点スタートボタンを押し、全国採点GPをオンにしました。
チキショーなどと言うことはなく、「オーケーわかったよ」と紳士に対応。
そこからは自由に歌いまくりだ!
1.「生きとし生ける物へ」-森山直太朗 |
2.「恋しくて」-小沢健二 |
3.「エクスペクト」-PAGE |
4.「らしさ」-SUPER BEAVER |
5.「つゆのあとさき」-さだまさし |
6.「風になって」-森山直太朗 |
7.「遥かなるクリスマス」-さだまさし |
8.「今夜はブギーバック」-小沢健二 featuring スチャダラパー |
9.「今が人生~飛翔編~」-森山直太朗 |
10.「トニー マイ・フレンド」-森山直太朗 |
11.「今日の日はさようなら」-森山直太朗 |
12.「明日の☆SHOW」-福山雅治 |
13.「風に立つライオン」-さだまさし |
14.「歌うたいのバラッド」-斉藤和義 |
15.「I Feel Fine」-The Beatles |
16.「Yesterday」-The Beatles |
17.「Imagine」-JohnLennon |
18.「Love of my life」-Queen |
19.「エルビス(仮)」-ザ・クロマニヨンズ |
20.「GO★」-井上ジョー |
21.「NIPPON」-椎名林檎 |
22.「生きとし生ける物へ」-森山直太朗 |
23.「彗星」-小沢健二 |
23.「神秘的」-小沢健二 |
24.「ヨイトマケの唄」-美輪明宏 |
25.「サークルゲーム」-Galileo Galilei |
26.「レスター」-森山直太朗 |
にしても、なんて楽しいんでしょうね、一人カラオケ!
あんなにはっちゃけることなんて日常生活の中では全くないですからね。
本当に天国のようでした。
何度か地獄に叩き落とされたこともありましたが、おおむね楽しむことができました。
さて、実際にヒトカラを体験してみて気付いたのですが、ドリンクバーは結構重要な気がしました。
「もしかして今、喉痛くね?」と思ったときはすぐさまジュースを飲んで痛みをかき消しました。無限に飲める飲み物があるというのは非常に便利です。
また、それに伴って、トイレに行く回数が激増しました。
部屋を出る際、一応財布や携帯等の貴重品は持って出ました。部屋に鍵は付いていないので、少し不用心ですからね。
携帯で思い出しましたが、部屋にはコンセントとUSBを差すポートがあるので、スマホ等を充電しておくことが可能。
さらにWi-Fiも完備しているので、通信容量の心配もありません。
ちなみに、飲食物はタブレット端末から注文可能。簡単で良いですね。
壁に設置された電話機からしか注文できないイメージがありましたが、どうやら最近はこういった形が主流なようです。
さぁ、楽しい時間は過ぎるのが早いと言いますが、まさにその通りで3時間なんてあっという間。
退室予定時間まであと3分。歌いながら帰り支度をします。
結局ものすごくギリギリになってしまい、フロントに行ったのは11時21分の30秒前でした。
良かった、間に合ったと安堵したのも束の間。フロントには誰もいません。やばいやばい、延長料金かかっちゃう!
テーブルの上に呼び鈴を発見し、すぐさまプッシュ。
時刻は11時20分50秒。奥から店員さんが出てきてレジを操作。
「お会計、594円です」
これは・・・間に合った・・・・・のか?
よくわかりませんが、想定通り激安で済ませることができました。レシートを確認すると、飲食代528円、室料66円となっています。
安っ! ほぼドリンクバー代ですね。室料は70円にも満たない程度です。
おわりに
以上、高校生が初めて1人カラオケに行ってみた体験レポートでした。
また、最後に余談ですが、まねきねこではZEROカラというキャンペーンも実施中!
これがめちゃくちゃすごくてですね、なんと高校生2名以上での利用で、ルーム代無料!
こちらもワンオーダー制ではありますが、なんとも魅力的なキャンペーンです。友達と自由に話したり、パーティーをしたり、楽器の練習をしたり、とにかく自由に使うことができるそう。
ぜひみなさんも、カラオケ店まねきねこを格安で利用されてみてはいかがでしょうか。
ではまた。
ちなみに、本日は一曲も平均点に届くことはありませんでした。