有志が世界中のMiiverseのバックアップを取ってくれていた! 黒歴史が垣間見えるアーカイブを見てみよう!

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どうもでございます。

ばすてい(@morosaredo)です。


先日、ウェブサーフィンをしていたらこんなサイトを見つけました。

「Archiverse」


「Archiverse」というサイトです。

なんとこのサイト、2012年から2017年までの間任天堂が提供していたサービス「Miiverse」の、一般ユーザーから公式ユーザーまでの投稿、約17TB分のバックアップを公開しているサイトです。

17TBって・・・。えぐい量ですね。

Miiverse

Nintendo 3DS、WiiUに搭載されていたゲーム特化型SNSのようなサービス。ゲームなどについての投稿を世界中に発信でき、手書きでイラストを描いたりゲームのスクリーンショットをアップすることもできた。


本来であればサービスが終了しているため、もうMiiverseを見ることはできないはずでした。

自分の投稿も、友人の投稿も、お気に入りの投稿も全て消えてしまい、やがて記憶からも消えて完全消滅するところでした。こういう有志のプロジェクトは、非常にありがたいです。


というわけで今回は、昔の僕のMiiverseの投稿を見てみたいと思います。

正直、自分でも何を書いたかいまいちよく覚えていません。

そういえば、友人とのLINE代わりに使っていた記憶があります。ゲームと関係のない投稿は原則禁止でしたが、僕らがMiiverseをやっていた頃はまだグレーゾーンでした。

Miiverseには、ゲームタイトルごとに「コミュニティ」という区分があり、そのコミュニティのなかではそのゲームに関すること以外話してはいけません。

僕の記憶が正しければ、関係のない投稿をすると「関係ないコメントすんな。 通報した」みたいなのが飛んできてたような気がします。

今考えたらめちゃめちゃ治安いいですね。

Miiverseのサービス初期は、「自分の活動」というコミュニティがあり、そこではゲームタイトルの決まりはなく、自由に投稿できたので、僕や友人は遊ぶ約束やちょっとした雑談をしていたのです。

その頃の僕は小学生で、スマホやパソコンは持っていませんでした。

クラスに持っている人が数人いましたが、持っていない組はみんな、持っている組を羨望しながら3DSやWiiUでゲームしまくっていました。

その頃は、ちょうどYouTuberが世間に認知され始めている頃で、ヒカキンがスカルプDのCMに出演したり、「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーのYouTubeテレビCMが放映されたりと、多くの人がYouTubeに視線を向け始めていました。

もちろん、小学生である僕やクラスメイトはドハマりしました。

先述したように携帯やパソコンは持っていなかったので、3DSやWiiUでYouTubeを見ていました。

ほんとに、任天堂のゲーム機は子供の強い味方です。

そんなYouTuberの動画では、Twitterの話題が出てきます。

Twitterフォローしてね、とか、昨日のツイートが・・・、とか。

クラスメイト、Twitterに興味津々。

でも僕らにはまだできないね、と誰しもが思い、アカウント登録をする者はいませんでした(2015年、小学5年生の時僕は密かにTwitter開設。数人の友人にしか言っていませんでした。なんか怖かったから。その後その友人の1人もTwitter開設。女子です。銀魂とかについてツイートしてたけど、数年してアカウント削除しちゃった)。

そして2012年12月、Miiverseがサービス開始。僕と、その「数人の友人」とでめちゃくゃ楽しみました。さて、では本題。いよいよ過去のMiiverseの投稿を見ていきます。


実際の画面


僕のプロフィール画面です。名前やIDを公開すると、一緒に話していた友人も特定できてしまうため隠しています。

バックアップを取ったのは海外の有志なので、投稿以外の言語は全て英語です。

それでは、投稿を見ていきましょう。


楽しそう


土曜日の午前5時52分に「イエーイ!!」と言っています。アホっぽさが出てますね。

しかもこれよく見ると、どうぶつの森コミュニティで言ってますね。

よく通報されなかったな。

ただただガン無視されたのか、「こいつやばいから関わらないでおこう」と思って相手にされなかったのか。

どっちにしても嫌だ。


と、こんな感じの投稿をしていたのですが、なんと投稿数3件しかありませんでした。

いやいや、もっと投稿したはずなんだけど・・・と思ったのですが、友人から僕へのメッセージを見てみたら原因がわかりました。


どうやら僕、しょうもないことを言い過ぎて運営に投稿を削除されまくっていたらしいです。

そういえばそんな気がしてきました。

運営からの、投稿が削除されたという内容のメッセージを何度も見た覚えがあります。

あと数回やってたら垢BANだったでしょう。

にしても、どんなしょうもないことを言っていたのでしょうか。

私、気になります。


たとえばこんなこととか、


こんなことでしょうか。


昔から全然変わっていないですね。少し悲しいです。


他の2件はアカウントがわかってしまうような内容だったので、僕が友人に送ったメッセージの内容を可能な限り載せます。

ちなみに、自分や友人のメッセージを数年ぶりに見てみたら結構きつかったです。

それもそのはず、僕らは3DSでYouTubeだけではなく、ニコニコ動画も見ていたのです。

・・・もうわかりますよね。

“草”とか”www”とか、「こんな小学生は嫌だ」に入ってそうな嫌~なガキでした。

変にネットの知識が入っている+小学生特有のノリのせいでだいぶ歪んでます。

というわけでメッセージを見ていきます。

「ゲームいつ通信する?」


メッセージ発見。ゲームをいつオンライン通信するか尋ねています。

こういう、今じゃLINEでやるようなことを僕らはMiiverseでしていたのです。

そして、返事が返ってきて、僕はこう返していました。

「今日ですね!リョーカイどす!」


イタイイタイ! イタタタタ!! なんだ、リョーカイどす!って。

きついですね。何言ってんだ。


あと、最近じゃ全く使わなくなった”顔文字”も、結構使ってました。

いつからだろう、顔文字使わなくなったの。

思えば、”草”とか”www”も使わなくなってる。

中学生の頃はすでに使ってなかった気がする。



(と、記事を書きながらMiiverseのバックアップを見ていく僕)




あ!

すごいすごい!!!

友人との雑談を隈なく見ていくと、なんと友人の最新のコメントがあったのです。

詳しく説明しますと、2017年、サービス終了年の夏、僕はふと思い立ち3DSを数年ぶりに起動し、Miiverseの雑談ページにこう書き込んだのです。

「この頃は楽しかった」


鬱っぽいコメントですが、別に心を病んでいたわけではありません。

ただ、ふと振り返りたくなっただけです。

しかしもう僕らは中学生になり、3DSを開くことはなくなっていたため、気付く友人は一人もいませんでした。

誰も見るはずがないとわかっていたけど、僕はメッセージを送ってみたかったんです。

あの頃と同じ場所に。



そして今見てみたら、なんとそれに返信が・・・!

「久々に見たら何かを悟ったようなコメントが・・・。戻りたい」


これはさすがに涙出そうです。

この返信をくれたのは当時仲の良かった女子です。

最近じゃめっきり話さなくなり、そしてそのままお互い違う高校に進み、今に至ります。

LINEは持っていません。もう会う機会はない気がする。

一瞬だけ、あの頃に戻れたような、不思議な感覚です。



というわけで今回はこれで終了です。読んでいただきありがとうございました。

みなさんもぜひ「Archiverse」を使って大切な時間に戻ってみてください。

Archiverseはこちら

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プロフィール

2003年生まれの大学生。
初めての自炊でオムレツを作って食中毒になりました。

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