【見どころを紹介】『NARUTO』読んだことないけど興味がある人必見! ココをおさえればもっと楽しめる!

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どうもでございます。

ばすてい(@morosaredo)です。


突然ですが、みなさんはこの漫画およびアニメ作品をご存知でしょうか。



NARUTO -ナルト-』


おそらく多くの方が、

「知ってる! いや、知ってるってばよ!

と思ったことでしょう。


世界中でも超絶人気がある、1999年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画、そしてそのアニメ作品です。

2019年時点での全世界シリーズ累計発行部数は2億部越え。すごすぎ。


今回は、”『NARUTO』をまったく知らないけど、機会があれば読んでみても良いかな”という方向けにこの記事を書いています。


そういうのって多いですよね。


私も『ガンダム』とか『ドラゴンボール』とか”長期シリーズの作品は長すぎて時間かかるしなぁ・・・”と躊躇っているものがたくさんあります。


でもその壁って、壁の大きさのぶん、壊した先で得られるものもすごく大きい。ぜひみなさんの“『NARUTO』読みたいけどどうしようかなー壁”を壊すお手伝いができれば幸いです。



『NARUTO』について軽く紹介

そもそも『NARUTO』ってどんな作品なの?という方も多いと思いますので、簡単にあらすじや設定を説明させていただきます。


主人公は黄色い髪をした少年うずまきナルト。彼が生まれると同時に両親は他界してしまったので、親を知らずに育つことになります。


“親がどんな人なのか、誰かしら知っている人がいるだろうから教えてあげれば良いのに”という声が聞こえてきそうですが、実はこれにはある重大な理由があるのです。


それは、ナルトの中にはかつて里を崩壊させかけた巨大狐が四代目火影であるナルトの父によって封印されたため。


そのことをナルト本人に絶対に知られてはいけないという里の掟があることにより、父である四代目火影や母であるうずまきクシナの話もできなかったのです。


火影というのは、里の長であり、その里で一番偉い忍。


そんな孤独の中を幼少の頃から一人で生き続けていくナルト。


里から支給されるお金とアパートで一人で暮らしています。たまに現火影が様子を見に来る程度で、基本ひとりぼっち。


不器用なこともあって料理もできず、いつもカップラーメンを食べていました。


さらに、巨大狐”九尾”が封印されているということから、ナルトは里で迫害され続けます。


大人も子どもも、誰も近づこうとはせず、怒鳴りつけたり、嫌がらせをしたり。


自分を腫れ物扱いする里の人々への仕返し、そして自分を認めてほしいという思いから、ナルトは里の施設への落書きなどの派手なイタズラをするようになってしまいます。


“みんなを見返してやる!”。そう思ったナルトはやがて、里の誰もが敬意を表す存在である火影になることを目標にします。


その後、忍者育成学校に入った(おそらく里では義務)ナルトですが、成績は超絶悪く、クラスメイトからは落ちこぼれのレッテルを張られてしまいます。


しかしそんな中でも、サスケサクラといった、ナルトが“大切にしたいと心から思う仲間”と出会います。


そしてナルトは持ち前の諦めない心でどんどん強くなっていき、それから現れる様々な強敵をたびたび倒していきます。


やがてどの火影よりも強くなり、火影になったり、ならなかったり。



こんな人におすすめ

  • アツいバトル漫画が読みたい!
  • 感動漫画が読みたい!
  • 若干のギャグも欲しい!


『NARUTO』はこの3点を極めた漫画です。


世界中で大ヒットした要因は間違いなくこの3点におけるクオリティーの高さだと思います。


まぁ、この3つは少年漫画における最重要事項みたいなものですからね。


『NARUTO』は漫画、アニメ共に終了してから既に結構な時間が経っています。


もちろんファン人口は多いですが、あまり体感することはありません。少し悲しいことではありますが。


でもそのぶん、人気漫画に遅れて参入する”時代遅れ感”はむしろ軽減されます。


それに、周りを探せば『NARUTO』にあり得ないくらい詳しい奴、いわゆるガチ勢が何人かはいます。


えっ、君『NARUTO』好きなの!?という会話はめちゃくちゃ楽しいです(体験談)。




全巻買う価値はあるのか

単行本が全72巻ある『NARUTO』。


揃えるとなると、結構な金額になります。


1冊400円としても、合計28800円。ゲーム機とか買えちゃいますね。


中古でも構わないという方でも、この巻数だとぼちぼち良い値段になります。


では、この金額は漫画の面白さに対して高いのか、安いのか。


もちろん人によって感想は違ってくると思いますが、少なくとも僕は全巻集めた結果、払った金額以上のものを得られたと思いました。


それにも少し理由がありまして、もともと僕はまったく『NARUTO』に興味がありませんでした。


全巻買ったのは、なんと昨年の秋。ほぼ前知識が無いまま、”有名だし”という単純な理由で買いました。


冒頭で言った、”『NARUTO』読みたいけどどうしようかなー壁”を壊したのです。


それはもともとブログのネタのためであり、ぶっちゃけ何の漫画でも良かったのです。

その時若干興味を引いたのが『NARUTO』だっただけ。


さらにブログのネタということで、少し特殊な読み方をしました。

それは、「1日1冊ずつ読む」 というもの。


これは本当に良い方法でした。大成功。


『NARUTO』 を好きになった要因の一つとして、かなり大きいと思います。


少し話がずれましたが、これらに関連して、『NARUTO』を読むにあたって着目すべき点を書いていきたいと思います。



読む際に意識すると良いポイント

これから『NARUTO』を読むにあたって、意識するとより楽しめると思われるポイントをいくつか書いていきます。


もちろんネタバレは無いよう、極力ストーリーの説明は無くしていきます。

絶対に前知識無しで読んだ方が楽しいし感動できる!


見どころ1「ナルトの成長」

『NARUTO』のなかでも特に大きなテーマの1つとしてあるのが、ナルトの成長


イタズラばかりだったナルトも、たくさんの人に出会い、たくさんの経験を重ねていくことで、徐々に成長していきます。


そのため、『NARUTO」』は全巻揃えてなんぼのものだと思っています。


1巻だけとか、10巻までとかではなく、全巻読んではじめて得られる感情があると思います。


そしてそれはすごく大きく素晴らしいものでしたので、こうやって記事を書いているわけであります。


親どころか、周りの誰からの愛も受けることができずに育ったナルトが、学校に入り、友達ができ、ライバルができ……。


孤独な過去があるこその”今”を、読者は激しく心に受け止めることになります。


技を会得したりという身体的な成長だけでなく、心の成長も注目ポイントです。


物語の後半になると、”昔のナルトだったらこうしてただろうなぁ”とか考えてしまいます。


ナルトが小さい頃から見てきているわけですから、もはや自分の子どもを見ているような気分になってきてます。


また、これは僕だけなのですが、1日1冊ずつ読んでいたおかげでその意識はより強まりました。


ナルトとともに日々を過ごしている気がして、彼の成長をより近く感じるとともに、単純に楽しい生活でした。


ぜひともオススメしたい読み方です。


 見どころ2「キャラクターたちのそれぞれの物語」

主人公であるナルトだけに目が行きがちですが、作品のサブキャラたちにもそれぞれ辛い過去があったり、抱えているものがあったりします。


例えば、サブキャラながらも人気の高い忍、ロックリー。彼は忍者でありながら、忍術は一切使えません


前提として忍は忍術を基本として、そして幻術と体術を身に着けます。


しかしリーは忍術も幻術もまるっきし使えません。


どれだけ努力しても一向に使えるようにならないリーは、もちろん相当落ち込みます。


しかしある時、ほとんど忍術を使うことができないながらも一流の忍として認められた忍者マイトガイと出会います。


ガイは体術をどの忍よりも極め、体術使いの頂点に立つほどの能力の持ち主でした。


リーはガイの下で何年も修行をし、体術のレベルをどんどんとあげていきます。


ナルトと同じように、リーも努力の天才でした。


と、このように魅力的なサブキャラがたくさんいます。登場人物みんなの気持ちを考えながら読んでみると、より楽しめます。


見どころ3「キャラクターたちの関係性」

強い絆で結ばれたキャラクターたちも作品の魅力の一つであり、そこを意識しながら読むと、より作品に没入できます。


特にナルトと仲間との絆は、天涯孤独だったナルトにとってすごく大切なものだということがわかります。


ナルトを大切に思う仲間と、ナルトが大切に思う仲間。


読者にもナルトの気持ちが強く伝わってきます。


師弟関係、友情、恋心、子を思う気持ち……。

それらすべてが作中ではすごく大切にされています。



おわりに

以上、『NARUTO』を読んだことがないけど読んでみても良いかなという方の背中を押すための記事でした。


泣いて笑って、良い作品でしたのでつい記事を書いてしまいました。


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プロフィール

2003年生まれの大学生。
初めての自炊でオムレツを作って食中毒になりました。

役に立たない不真面目な記事や、音楽、旅行、ガジェット系の記事をよく書きます。

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