2019年の4月5日から4月21日に池袋パルコで開催された、「よつばと!最新原画展」。
既に開催が終了して1年近く経っていますが、あえてレポートを書いてみたいと思います。
その理由として、開催期間に会場に来れなかった方がネットで原画展の様子を調べようとしたら、レポート記事があまり見つからなかったという意見を聞いたからです。
他にもいくつか理由はあります。
- 名古屋で開催されたよつばと展との比較をする方用
- そろそろ『よつばと!』15巻が発売になるのではないかという予測がネットに飛び交っているから
- 2020年3月20日から兵庫県の手塚治虫記念館で再び開催された原画展と比較するため
「よつばと!最新原画展」の様子
池袋パルコ本館の7階、パルコミュージアムにて2019年4月5日から4月21日まで開催されました。
入場可能時間は10時から21時まで(最終日のみ18時まで)。僕は4月6日に行ったのですが、出発前に混み具合が予想できなかったので念のため9時30分に到着するようにしたのですが、それでも結構混んでました。
そもそもパルコが開いていなかったため、みんなパルコの扉の前で待っている状態。
10時になり、警備員の方が開錠した瞬間、みんな小走りで店内へ。
僕は流されるまま、人の波に飲まれていきました。
自動運転みたいな感じで、会場に連れて行ってもらえると思ったからです。
しかし、それは大きな間違いでした・・・。
たどり着いた先では、既に列が形成されていました。
列が長すぎるため、会場は見えず、僕は階段の中腹でただ並び続けていました。
しかし、何やら聞こえてくる会話がおかしい。
みんなコナンの話してる。
そんなことある?
よつばと展に来た人がみんなコナンの話してること、ある?
まさかと思い、列を抜けて先頭の方へ歩いて行ってみると・・・
『名探偵コナンカフェ2019』
コナンカフェじゃねーか!!!!!
なんと、僕が並んでいたのはよつばと展の列ではなく、コナンカフェの待機列でした。
辺りを見回すと、反対側に「よつばと展」の会場がありました。
そして、またしても階段まで続く、ありえないくらいの長蛇の列。
僕は虚しく階段を降りて、列の最後尾に並びました。みんな『よつばと!』の話をしてました。
並ぶこと約40分、ついに会場の目の前までやってきました。
ダンボーとよつばがお出迎え。
隣のカウンターで、学生料金でチケットを購入し、いよいよ入場!
・・・と思ったら。学生証を忘れたため、一般料金で購入。ついてないですね。
チケットと共に、イラストが描かれた小さなペーパーも貰えました。
受付の方から言われたのは、再入場不可という点と、写真撮影はOKのマークがあるところのみという点。
遵守します!と胸に誓い、いざ会場へ足を踏み入れます。
会場内は左右の壁に額に入った原画が飾られており、それを観ながら出口へ進んで行くという形。
言わずもがな、原画はめちゃくちゃ緻密かつ繊細。
緻密も繊細も同じような意味だろ!と思うかもしれませんが、重ねちゃうくらい細かく丁寧に書き込まれているんです。
そんな現実をありのままに映した世界に描かれる、登場人物たち。それがまたうまい具合にマッチしていて良い。
コミックスで見るよりも、それが顕著に感じられました。
また、原画の他にも参考資料なども飾られていました。例えば、作品に登場する車の模型や、ぬいぐるみ。カメラやクレヨンといった小道具が置かれていて、「これよつばが使ってたやつ!」と思ったりして、キャラを身近に感じることができてすごく楽しめました。
そして非常に興奮したのが、あずまきよひこ先生のデスクの写真。
ここから『よつばと!』が生まれているのか・・・・!という感動。
Twitterで色々な人のデスク周りの写真を見るのが趣味の僕にとっては、最高のコーナーでした。
また、大きなモニターに映し出された映像。
釘付けになって見てしまいました。
その映像というのは、あずまきよひこ先生がよつばとを執筆している映像。
早送りされたその映像では、今回の「よつばと展」のビジュアルイラストをパソコンで描いていました(↑上の写真)。
電柱やよつばの影、そして服。
そういった日常感を表す部分にとても力を入れているように感じました。
撮影可能スポットもある
撮影スポットには、あずま先生の直筆コメントとサイン、そしてよつば、とーちゃん、風香が壁に描かれていました。
最後、出口の前はグッズショップとなっていて、『よつばと!』やダンボーのグッズがたくさん販売されていました。
限定グッズもいくつか見られました。
具体的に、販売されていた商品はフィギュアやカレンダー、コミックス、Tシャツ、トートバック等。
以上、2019年池袋パルコの「よつばと!最新原画展」のレポートでした。ではまた。