スピーカーを設置する際、どうしてもコンポとの距離が離れてしまうことがありますよね。
そんなとき困るのが、スピーカーケーブルの長さ。長さが足りずにコンポとスピーカーを接続できないということがよくあります。
かくいう僕も、少し前に行った部屋の模様替えで、机上のスピーカーとコンポの設置位置を変えた際、長さが足りなくて非常に困りました。
それ以外にも、屋外で使用したり、イベントで使用する際にスピーカーケーブルの長さが足りない当、様々な状況があると思います。
今回は、そんな際の対処方法をご紹介します。
実際に僕が行った方法を書きました。
比較的安価で抑えられたと思います。
スピーカーケーブルって何?
スピーカーケーブルというのは、スピーカーとコンポを繋げるコードのこと。
赤と黒のチューブで覆われていることもあります。
銅や銀などでできていて、音質に大きく関わるパーツです。
他にもさまざまなタイプがあり、高いものから安いものまで値段(そして品質)はピンキリ。
単体で販売されているので、購入して付け替えることが可能です。
しかし、スピーカーによってはスピーカーから直接コードが出ていて付け替えられない場合もあります。
その場合は、コードを延長することで対処できます。
コードの長さが足りない!
スピーカーケーブルの長さが足りず、スピーカーとコンポを繋げられない場合の対処法は、主に2つあります。
どちらの方法も、スピーカーケーブルの購入が必要になります。
スピーカーケーブルを買い替える
一般的な方法として、スピーカーケーブルを購入して必要な長さにカットして使うというやり方があります。
スピーカーケーブルは主に数メートル単位で販売されているので、そこから使う長さぶんだけカッターで切り、使用するというのがスタンダードです。
音質にこだわりたい場合は、高品質なケーブルを調べてネットで注文したり、楽器屋で店員に聞きながら購入するという手もあります。
そうでない場合は、ネットショップサイトで「スピーカーケーブル」と検索するとたくさん商品が出てくるので、価格や長さ等の条件に合ったものを探すと良いでしょう。
おすすめは、Amazonの公式商品「Amazonベーシック スピーカーケーブル」です。
実際に購入して使っていますが、非常に満足して使用しています。
コスパの良い商品だと思います。
スピーカーケーブルを購入したら、必要な長さにカットし、銅線を覆っているゴムのカバーをカッターで切り、銅線の先端を剥き出しの状態にします。
コードの両端の銅線が出ている状態にします。
剥き出しの銅線の長さは、コンポ(あるいはスピーカー)に差せる程度です。
あ、もちろん、+のコードと-のコード2本ともです。
それをコンポとスピーカーに差して繋ぎます。
+は+、-は-に。
逆でも大きな問題は特にないですが、音の調子がおかしく聞こえてしまうことがあるので、正しく接続したほうが良いでしょう。
コードによって、+と-の区別がつかない場合がありますが、パッケージに記載されている詳細情報を確認しましょう。
ちなみに、Amazonベーシックのスピーカーケーブルは、黒色の線が入っているほうが+でした。
よくある赤と黒の2本線の場合は、赤が+、黒が-です。
スピーカーケーブルを延長する
スピーカーから直接ケーブルが出ている(埋め込まれている)という場合は、コードを延長する方法を使えばコードを長くすることができます。
スピーカーケーブルを購入して、必要な長さ(スピーカーから伸びているコードじゃ足りないぶんの長さ)にカット。
銅線を覆っているチューブを切って銅線を剥き出しにします(+と-2本の両端。つまり4か所。コンポに差せるほどの長さ)。
片側は+、-ともにコンポに接続し、もう片側は、スピーカーから伸びているコードと繋ぎます。
銅線同士を絡ませ、上から絶縁テープを巻くことで延長完了です(もちろん+は+同士、-は-同士で!)。
ただ、これは簡易的なやり方であり、可能であれば絶縁テープではなく圧着端子で接続したり、はんだ付けしてしまうのがベターです。
ただ、専用の器具が必要になってしまうので、必要に応じて自分の好きな方法をとることをおすすめします。
おわりに
僕自身オーディオ初心者なので、情報共有という意味で初心者向けの記事とさせていただきました。
まずはスピーカーケーブルを購入することから始まりますが、きちんと品質を確認しながら購入することをおすすめします。
以上、スピーカーがコンポから遠くてコードが届かない場合の対処法でした。
ではまた。