どうもでございます。
ばすてい(@morosaredo)です。
タブレットが出たばかりの頃は「スマホとパソコンがあれば十分」なんて思っていましたが、完全に大間違いだったことがのちに痛いくらいわかりました。
タブレットにはタブレットの魅力がはっきりとあります。
今回は、そんなタブレットのなかでもかなり高コスパな製品、Dragon Touchの”NotePad 102″をレビューしていきます。
タブレットの必要性
動画や映画を見るときも、ネット記事や電子書籍を読むときも、タブレットは強い味方です。
軽い気持ちで動画を見ようと思ったときにも、パソコンの場合はいちいち電源ボタンを押して起動を待ち、マウスを操作してソフトを開かなければなりません。
タブレットはスッ、スッ、スッですからね(スワイプとタッチの擬音)。
また、スマホよりも動画に没頭できるというのもタブレットの魅力的なポイントの1つ。
スマホだと画面が小さいせいで動画内の物がよく見えなかったり、うまく持たないと画面が指で隠れてしまったりで、変に集中できないということが多々あります。
ならばテレビで見てやろうと思い、テレビ画面に映してみてみると、今度は画面が大きすぎて気が散ってしまう。
それに、テレビはそう簡単に動かすものでもないので、好きな時に好きな場所で自由に楽しめないというのもストレス。
タブレットを「スマホとパソコンの間の中途半端なヤツ」と思っていた過去の自分に教えてあげたいです。
“NotePad 102″のスペック
商品名 | NotePad 102 |
メーカー | Dragon Touch |
サイズ | 273.6mmx162.4mmx7.9mm |
重さ | 540g |
OS | Android10 |
CPU | UNISOC SC9863A 1.6GHz 8core |
ディスプレイ種類 | IPS液晶 |
ディスプレイ解像度 | 1,280×800 |
ディスプレイサイズ | 10インチ |
メモリ | 3GB |
メモリタイプ | DDR3 SDRAM |
ストレージ | 32GB |
ストレージ種類 | SSD |
バッテリー | 6,000mAh |
スピーカー | ステレオ |
Bluetooth | 有(Bluetooth5.0) |
GPS機能 | 有 |
入力・出力 | Type-C/3.5mmオーディオジャック/microSDカードスロット |
カメラ性能 | 背面800万画素/前面200万画素 |
付属品 | USBアダプタ(Type-Aポート)/Type-A→Type-Cケーブル/microSDカードスロットピン/取扱説明書 |
こういったスペックになっています。OSはAndroid10を搭載。比較的新しいバージョンなので、OSの心配はなさそう。
CPU(タブレットの頭脳的なパーツ。これの質が性能に直結します)はSC9863Aを採用しているようですね。「思いっきしゲームをやる!」みたいな用途のCPUではありませんが、3Dゲームは果たしてどれくらい動くのか。
後ほど、実際に検証してみます。
また、GPS機能も搭載。モバイルルーターを使用したり、スマホのテザリング機能を使えば、外出先で「PokemonGO」をプレイしたり、マップアプリを使用することも可能。
その他にも、結構嬉しいポイントがあります。Type-Cポートがあるので様々な周辺機器を接続することができるし、microSDカードを入れれば保存容量を増やすこともできます。
さて、ここからはNotePad 102の良い点と悪い点を詳しくご紹介していきます。
良い点
液晶が綺麗
1280×800の解像度のおかげで、液晶がかなり綺麗。この値段でこの綺麗さは流石といったところです。上の写真はYouTubeで動画を再生している様子です。
発色もなかなか良さげ。
IPS液晶を搭載しているためか、視野角が広い印象もありました。つまり、ある程度角度を付けて画面を見ても、色むらが現れにくいということ。
複数人で画面を見ても、全員が楽しめるといった利点がありますね。
Type-Cポートが搭載されている
ここ最近じゃ主流になってきましたが、NotePad 102にもType-Cポートが搭載されています。
今までのAndroid端末は多くがType-Bポートを搭載していました。平べったい台形のようなヤツです。
しかし、最近のスマホ・タブレットはAppleの端末もAndroid端末も結構な割合でType-Cポートが搭載されています。
おそらく今後も搭載製品が増えていくことと思われますが、ではそのType-Cポート、どういった点が便利なのかというと、圧倒的な利便性の高さです。
電源供給はもちろんのこと、スマホの画面をテレビに映すといった映像出力や、スマホとパソコン間のデータ転送等、様々ことがType-Cケーブル1本で全て行えてしまいます。
また、裏表がないというのも嬉しいポイント。Type-Cは楕円形をしているので、裏も表もありません。
Type-Bだと台形なので、どっち向きかわからずうまく差せなくてイライラ・・・なんてことがよくありましたからね。
いちいち向きを確認することなく、ノーストレスで差すことができます。
ライトが搭載されている
背面には正方形のライトを搭載。地味にありがたいんですよね、これ。写真撮影時のフラッシュはもちろん、それ以外にも意外と使うことがあります。
夜に部屋の電気を消してタブレットを使用している時などに、ちょっと物を取ったりしたい時はパッとライトをつけて周りを照らせます。
ゲームが思ったよりサクサク動く
すみません、舐めきっていました。どうせ3Dゲームなんてろくに動かないだろうと思っていたのですが、試しに「PUBG MOBILE」をインストールしてみたところ、
普通に動きました。CPU性能とメモリの容量的に厳しいかと思っていたのですが、ぜんぜんそんなことありませんでした。
かなり驚きましたね。この性能でこのスペックならかなり良いんじゃないでしょうか。
サクサク具合をお伝えするために動画として実際の様子を撮影してみました。ラグやカクツキは全くないように感じます。プレイが下手すぎるのは目を瞑ってくださいね。
純正アプリでFMラジオの再生・録音ができる
初期アプリとして、FMラジオの再生アプリが最初からインストールされています。
イヤフォンを接続すると、それがアンテナの役割を果たし、ラジオの電波をキャッチ。好きなFMラジオ番組を楽しむことが可能です。
さらに、録音機能も標準搭載。端末に保存して、お気に入りの番組を何度も聞き返すこともできます。便利!
ちなみに、Type-Cのイヤフォンはアンテナとして使えないようで、ラジオの再生ができませんでした。ステレオミニプラグのイヤフォン(通常のイヤフォン)が必要になるみたいですね。
圧倒的高コスパ
これだけの性能を有していて、なんとAmazonでの価格は2万円を切ります。さらに、頻繁に6,000円OFFクーポンが配布されているので、高確率で1万4000円程度で購入できてしまえるのです!
悪い点
上の写真は、NotePad 102の背面カメラで撮影したものです。とりあえず机の上にあった空き缶を撮影。
お世辞にも、高画質な写真とはいえませんね。ただ、印字された「果汁16%」といった文字は何となく読むことができます。本当に必要最低限といった感じです。
こちらは、前面カメラで撮影した写真。背面カメラで撮ったものに比べて色見がシャープになり、見やすくはなっているのですが、細部の粗さも少し目につきます。
LINEやZOOM等のビデオ通話ならこれくらいの画質でも事足りるかと思われますが、出かけた際にこれで風景写真を撮ったりというのはなかなか厳しそうというのが率直な印象です。
中華格安タブレットという「賭け」
安い製品には、その値段で販売できる理由があります。やはり名の知れた国内メーカーなんかと比べると、耐久性等が劣る可能性は十分にあります。
ただ、それを鑑みても、この価格でこの性能となると、冒険に出る価値はあるように思えます。
おわりに
以上、Dragon Touchの10インチAndroidタブレット”NotePad 102″のレビューでした。
記事撮影時の状況では「PUBG MOBILE」はサクサク動きましたが、使用状況によっても変わってくる可能性がないとは言い切れません。
また、ゲームによっては動作しないこともあるかもしれませんので、やはり「3Dゲームをやり込む」という方より、「たまにゲームもやるけど基本は動画やネット記事を見る」といった、日常的なアプリの使用を主目的とする方へおすすめしたいです。